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取り扱い製品

堤体の安定計算 Ver.7

エクシードシリーズ

堤体の円弧すべりによる安定計算および対策工の検討を行います。浸潤線の計算を各堤体形式に合わせて計算することもできます

 

通常価格:250,000円(税別)

価格: 200,000円(税別)20%OFF

(税込: 220,000円)

お問い合わせ

システム概要

堤体の円弧すべりによる安定計算および対策工の検討を行います。液状化で求めた抵抗率FL値から過剰間隙水圧比を算出し、安定計算を行うこともできます。堤体内の浸潤線の計算を各堤体形式に合わせて計算することもできます。ニューマーク法によるすべり土塊の剛体変形量(滑動変位量)を求めることができます。

機能および制限

すべり形態

  • 分割法により「円弧すべり」より安全率の計算・必要抑止力の計算を行います。

制限条件

  • 総格点数・・・・・・・・・・1000点
  • 地層ブロック数・・・・・・・100層
  • 1地層ブロック構成点数 ・・・200点
  • 水面を構成する点数・・・・・100点
  • 引張亀裂を構成する点数・・・50点
  • 上載荷重数・・・・・・・・・40
  • NCL、MCL・・・・・・・・・本数制限無し、1本当たり100点
  • 内方点、外方点・・・・・・・50点
  • 一度に計算できる中心点数・・X方向(99分割)、Y方向(99分割)

検討ケース

検討ケースとして「設計洪水位」・「サーチャージ水位」・「常時満水位」・「中間水位」・「完成直後」・「水位急降下」の6ケースをそれぞれ計算できます。

計算式

計算式は、下記の8種類から選択できます。

  • 土地改良(フィルダム編、ため池整備)の「有効応力法」及び「全応力法」
  • 「防災調節池基準(有効応力法)」
  • 「土地改良施設耐震設計の手引き(ΔU法)」
  • 「土地改良(ため池整備:静水圧(d)(ΔU法)」
  • 「高規格堤防盛土設計施工マニュアル(有効応力法:kh法)」
  • 「高規格堤防盛土設計施工マニュアル(有効応力法:ΔU法)」
  • 「河川堤防の構造検討の手引き(有効応力法)」

「水位急降下」については、土地改良にもとづきます。

条件の設定

  • 円弧すべりの中心位置指定方法が選択できます。
    ・メッシュ法
    ・2次メッシュ法
    ・自動追跡法
  • 円弧ラインの指定が以下の内容で設定できます。
    ・NCL(Never Cut Line):指定された線分を横切る円弧を計算しません。
    ・MCL(Must Cut Line):指定された線分を横切る円弧のみ計算します。
    ・内方点(ミニマムポイント):指定された座標を円弧内に含む場合に計算します。
    ・外方点(マキシマムポイント):指定された座標を円弧内に含まない場合に計算します。
  • 半径指定方法の選択ができます。
    ・最大・最小半径
    ・底部のY座標
    ・円弧の通過点
    ・円弧の接線
  • 堤体形式は下記の4種類から選択できます。
    ・均一型
    ・傾斜遮水ゾーン型
    ・中心遮水ゾーン型
    ・表面遮水壁型
  • 堤体内浸潤線の計算
    堤体内の浸潤線の計算を下記の8種類に分けて自動計算することができます。
    浸透量も合わせて計算することができます。
    ・均一型(ドレーン無)
    ・均一型(下流法先ドレーンタイプ)
    ・均一型(水平ドレーンタイプ)
    ・均一型(立上ドレーンタイプ)
    ・中心遮水ゾーン型フィルダム
    ・傾斜遮水ゾーン型フィルダム(遮水性ゾーン:福田の方法)
    (半透水性ゾーン:A.Casaguranndeの方法)
    (半透水性ゾーン:浸透量qから求める方法)
    (半透水性ゾーン:浸透量qから求める方法)(ドレーン無し)
  • 計算斜面
    各水位ケースごとに「上流側」、「下流側」同時に計算することが可能です。
    水位急降下時は「下流側」の計算はできません。
  • 地震時
    常時と地震時とを同時に検討できます。
    また、地震時の震度率を入力することで各ケースごとに震度を設定できます。
  • 安全率
    各ケースごとに必要安全率を入力することができます。
  • 荷重
    地表上の鉛直方向荷重及び水平荷重が考慮できます。
    鉛直方向荷重及び水平荷重は、抵抗力側・滑動側・両方より選択できます。
    「常時」・「地震時」のどちらかに考慮するか選択できます。
  • 地震時慣性力、水平荷重作用位置
    地震時慣性力、水平荷重作用位置を「重心」・「底面」から選択できます。
  • その他
    ・1つの地層内の深さによる粘着力変化の設定ができます。
    ・引張亀裂線を考慮できます。
    ・「土地改良施設耐震設計の手引き(ΔU法)」選択時は、「簡易堤体沈下量」の計算を行うことができます。

逆算法

安全率を仮定することにより、地層の強度定数(C-φ)を推定することができます。
この時Cまたはφを指定することも出来ます。

液状化の検討

  • 液状化の判定を行います。
  • レベル1、レベル2(タイプⅠ、タイプⅡ)の低減係数Deを計算します。
  • 土質定数は50層、N値40個まで設定できます。

解析式「道路土工軟弱地盤対策工指針:液状化地盤の安定計算」、「高規格堤防盛土設計(ΔU法)」、「土地改良施設耐震設計の手引 過剰間隙水圧を考慮した安定計算(ΔU法)」、「土地改良事業設計指針(ため池整備) 過剰間隙水圧を考慮した安定計算(ΔU法)」を選択された場合、液状化の検討で算出した抵抗率:FL値を適用することができます。

入出力

  • DXF形式・CSV形式のデータを読み込みで、地層ブロックを取り込むことができます
  • 表題、土質条件、中心点の安全率、安全率コンターの表示が選択可能です。
  • 分割片の表示が可能です。
  • 計算結果図をDXF形式で出力します。

ニューマーク法

地震波形

  • 地震波形を予め登録することができます。
  • 「道路橋示方書Ⅴ標準波形ファイル」を用意しています。

計算

  • すべり形態は「円弧すべり」とします。
  • 「水位急降下」は考慮できません。
  • 「急激な強度低下」・「滑らか(暫時)な強度低下」の選択ができます。
  • 3波の平均による残留変位量の計算ができます。
  • 残留変位量が許容変位量以下であるかの照査ができます。
  • 滑動変位を「正側」・「負側」の両方計算することができます。

出力

  • 「正側」・「負側」の滑動変位図の出力が選択できます。
  • すべり面形状及び滑動変位量結果表が出力できます。

対策工

  • 対策工は、以下の4工法に対応しています。
    ・押え盛り土工法
    ・地盤改良工法
    ・サンドコンパクションパイル工法
    ・ジオテキスタイル補強盛土工法
  • 各工法結果の比較一覧表を作成することができます。

出力

  • 標題、土質条件、荷重表、中心点の安全率、安全率コンター、分割片の表示が選択できます。
  • 計算結果図をDXF形式で出力できます。

簡易版カタログはこちら

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