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取り扱い製品

斜面の安定計算 Ver.8

エクシードシリーズ

斜面の安定性を確認するため円弧すべり・複合すべり・直線すべりなどを用い安全率や必要抑止力の計算を行います

 

通常価格:180,000円(税別)

価格: 144,000円(税別)20%OFF

(税込: 158,400円)

お問い合わせ

システム概要

斜面の安定計算、液状化の検討をを行うプログラムです。
斜面の安定計算では、円弧すべり・複合すべり・直線すべりなどを用い、最小安全率及び必要抑止力を算出します。
安全率に対する土質定数(C-tanφ)を計算する逆算法にも対応します。
宅地防災マニュアル基準の「谷埋め型造成盛土の安定計算」ができます。

機能および制限

すべり形態

分割法により次の4つのすべり形態から安定計算(安全率の計算、必要抑止力の計算)が行えます。

  • 円弧すべり
  • 複合すべり(円-直線-円、円-直線、直線-円、円-円)
  • 直線すべり
  • 折れ線すべり

安定計算の計算式

下表の中から計算式を選択できます。

○1~4の数字は、計算式の数を表示しています。

指定条件の設定

以下のような条件を設定できます。

  • 円弧すべりの中心位置指定方法が選択できます。
    ・メッシュ法
    ・2次メッシュ法
    ・自動追跡法
  • 円弧ラインの指定が以下の内容で設定できます。
    ・NCL(Never Cut Line) :指定された線分を横切る円弧を計算しない
    ・MCL(Must Cut Line) :指定された線分を横切る円弧のみ計算
    ・内方点(ミニマムポイント) :指定された座標を円弧内に含む場合のみ計算
    ・外方点(マキシマムポイント) :指定された座標を円弧内に含まない場合のみ計算
  • 半径指定方法の選択ができます。
    ・最大・最小半径
    ・底部のY座標
    ・円弧の通過点
    ・円弧の接線
  • 常時と地震時(レベル1、レベル2)とを同時に検討できます。
  • 円弧すべり、複合すべりの場合は、常時と地震時で別々のすべり面を設定する事ができます。
  • 1つの地層内の深さによる粘着力変化の設定ができます。
  • 地表上の鉛直方向荷重及び水平方向荷重が考慮できます。
    (常時及び地震時考慮の選択、抵抗力及び滑動力考慮)
  • 引張亀裂が考慮できます。
  • 地震時慣性力、水平荷重の作用位置を「スライス重心」・「スライス底面」から選択できます。
  • 円弧端の上流・下流の静水圧を考慮できます。(「フィルダム編」・「ため池整備」除く)
  • 宅地防災マニュアル基準の「谷埋め型造成盛土の安定計算」ができます。
  • 「土地改良耐震設計の手引き」を選択した場合、簡易堤体沈下量の計算ができます。

制限条件

  • 総各点数・・・・・・・・・1000点
  • 地層ブロック数・・・・・・100層
  • 1地層ブロック構成点数・・・200点
  • 水面を構成する点数・・・・50点
  • 引張亀裂を構成する点数・・50点
  • 上載荷重数・・・・・・・・40
  • NCL、MCL・・・・・・本数は制限なし、1本当り100点
  • 内方点、外方点・・・・・・50点
  • 円弧すべりの中心点数・・・X方向(99分割)、Y方向(99分割)
  • 総補強材本数・・・・・・・500本
  • 折れ線すべり・・・・・・・50点

入力

  • DXF形式・CSV形式のデータを読み込みで、地層ブロックを取り込むことができます。
  • 背景、線、地層の色を任意で指定できます。
  • 必須項目を色分けし入力漏れを防ぎます。
  • 「圧密沈下の計算」(別売)と連携して沈下後の形状データを取り込むことができます。

出力

  • 表題、土質条件、中心点の安全率、安全率コンターの表示が選択可能です。
  • 分割片の表示が可能です。
  • 計算結果図をDXF形式で出力します。
  • 出力は、Microsoft Word、Excel、PDF、HTMLなどに変化できます。

ニューマーク法による円弧すべりの計算

  • 「ニューマーク法による円弧すべりの計算」(無償オプション)により、加速度波形を考慮したすべり土塊の剛体変形量(滑動変位量)を求めることができます。

逆算法

  • 安全率を仮定して地層の強度定数(C-φ)を推定することができます。
  • 逆算法では、C(粘着力)またはφ(内部摩擦角)を指定することも出来ます。
  • 無補強状態の斜面のみが対象となります。

対策工検討

  • 斜面対策工オプション(別売)と連動して下記の対策工を検討することができます。
    • 切土補強土工法
    • グラウンドアンカー工法
    • ジオテキスタイル補強盛土工法
    • サンドコンパンクションパイル工法
    • 抑止杭工法
    • のり枠工法
    • 押え盛土工法

液状化の検討

液状化の判定方法

  • 地震時の液状化の判定を行い、レベル1、レベル2(タイプⅠ、タイプⅡ)の低減係数Deを計算します。また、液状化指数PLを算出します。
  • 土質定数は50層、N値40個まで設定できます。
  • 解析式「道路土工軟弱地盤対策工指針:液状化地盤の安定計算」、「高規格堤防盛土設計(ΔU法)」、「土地改良施設耐震設計の手引 過剰間隙水圧を考慮した安定計算(ΔU法)」、「土地改良事業設計指針(ため池整備) 過剰間隙水圧を考慮した安定計算(ΔU法)」を選択された場合、液状化の検討で算出した抵抗率:FL値を適用することができます。
  • 液状化指数PL値を求めることができます。

適用基準・参考文献

  • 道路橋示方書・同解説Ⅴ耐震設計編  平成24年 3月 (日本道路協会)
  • 道路土工 軟弱地盤対策工指針  平成24年 7月 (日本道路協会)
  • 道路土工要綱  平成21年 6月 (日本道路協会)
  • 土地改良事業設計指針 「ため池整備」  平成27年 5月 (農業土木学会)

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