砂防施設(えん堤・ダム)設計システム Ver.1 『張出しタイプ流木補足工設計の手引き』に対応した重力式コンクリート砂防えん堤(砂防ダム)の設計を行います (ST版)通常価格:180,000円(税別)価格: 144,000円(税別)20%OFF(税込: 158,400円) (EX版)通常価格:280,000円(税別)価格: 224,000円(税別)20%OFF(税込: 246,400円) お問い合わせ システム概要 『砂防基本計画策定指針』・『土石流・流木対策設計技術指針』・『張出しタイプ流木補足工設計の手引き』などに基づき不透過型・透過型・部分透過型の重力式コンクリート砂防えん堤(砂防ダム)の設計を行います。水通しの設計・本体のり勾配の検討・本体の安定計算・付属施設の計算・袖部ブロックの設計・水叩きの設計・側壁護岸の設計を行います。 機能および制限 本体の安定計算 えん堤高(ダム高)が15m以上のハイダム、15m未満のローダムの非越流部および越流部の計算ができます。 カットオフ断面、節約断面に対応しています。 複数の上流側、下流側のり勾配を同時に計算することができます。 非越流部で袖部を上流側に拡幅した断面も対応できます。 荷重の組合せは、平常時(地震時)・洪水時・土石流時に対応しています。 (平常時(地震時)は、ハイダムを選択した場合のみ) 洪水時に堆砂圧を考慮することができます。 越流部・非越流部の断面図、および正面図を画面および設計計算書に出力することができます。 『流木補足工』を考慮した作用力での計算が可能です。 付属施設の計算 付属施設の計算では、せき上げ水深・部材の純間隔・付属施設の高さの計算ができます。 付属施設の安定計算では水通し部に設置するタイプに対応しています。 付属施設の計算が可能な流木補足工は、「水通し部に設置」するタイプと「上流側のり面に設置」するタイプが対応しています。 設計流量の計算 土石流ピーク流量・清水の対象流量・土石流の流速と水深・土砂含有を考慮した設計流量の計算ができます。 土石流ピーク流量の計算は、土石流総流量より求める経験式・降雨量に基づく理論式より選択ができます。 清水の対象流量は、計算値または入力値を用いるか選択できます。 計算値を用いる場合の有効降雨強度は、[日雨量(24時間雨量)より求める方法]と[角屋式と降雨強度式を満足する洪水到達時間を収束計算により求める方法]より選択できます。 土石流の流速と水深の計算に用いる土石流の流下断面は、任意断面形状を入力することができます。 水通しの設計 袖部の設計に用いる土石流ピーク流量の越流水深は、水通し断面の勾配等より計算することができます。 「土石流ピーク流量に対する越流水深」・「最大礫径」に対する袖部を含めた断面での水通し高さの計算に対応しています。 「土砂含有を考慮した流量」のみでの水通し高さの計算にも対応しています。 のり勾配の検討 土石流・流木対策設計技術指針に記載されている流速とえん堤高より下流のり勾配の上限値を計算することができます。 えん堤高が15m以上のハイダムの場合は、建設省河川砂防基準(案)に記載の方法でも検討を行う事ができます。 袖部の設計 複数の袖ブロックを同時に計算することができます。 袖部の設計に用いる設計外力は、袖部の自重・土石流流体力・礫の衝撃力と、流木の衝撃力を比較して大きい衝撃力を用います。 流木の衝撃力の計算に用いる流木の弾性係数等は、流木の種類を指定することで入力できます。 また、任意の値を入力することもできます。 鉄筋補強の計算を行う事ができ、必要鉄筋量・付着応力度・コンクリートに作用するせん断応力度・必要定着長を計算します。 水叩きの設計 水叩きの設計では、水叩き長さおよび水叩き厚さについて検討を行います。 水叩き長さは、経験式または半理論式の両方もしくは片方で検討することができます。 水叩き厚さは、経験式または揚圧力より求める式の両方もしくは片方で検討することができます。 側壁護岸の設計 側壁護岸の設計では、滑動・転倒・支持地盤の支持力に対する検討を行うことができます。 側壁護岸の形式は、「重力式」・「もたれ式」に対応でき、左右の護岸をそれぞれ指定できます。 側壁護岸の設計に考慮する背面土地表面の形状は、水平・一定勾配・台形形状より選択できます。 切土部土圧を考慮することもできます。 詳細を見る(綜合システムHP) 待受け擁壁の設計 Ver.3 落橋防止壁の設計 Ver.3